山口県といえばフグが有名。では、垢田トマトはどうなの?そして、山口県の他のトマトはどうなの?いろいろ調べてみました。
山口県の代表的なトマト産地・ブランド
山口県の代表的トマト
- 垢田(あかだ)トマト(下関市)
垢田のトマトとは参照 - 山口あぶトマト(萩市・山口市)
年平均気温13℃と夏季でも比較的冷涼な気象条件。主に夏秋栽培。 - 秋穂(あいお)トマト(山口市)
山口県が認証する「やまぐちブランド」にも登録されています。
全国で見た山口県のトマト生産量
【2024年産】日本の都道府県別・トマトの生産量ランキング
農林水産省「令和6年産・作物調査(野菜)」参照
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 割合 |
1位 | 熊本県 | 129,400 | 19.53% |
2位 | 北海道 | 58,300 | 8.80% |
3位 | 愛知県 | 44,700 | 6.75% |
37位 | 山口県 | 2,940 | 0.44% |
熊本県は圧倒的だね
山口県の農業の中でトマトの位置づけ
中国四国農政局HPより「資料:令和5年農業産出額」
山口県の農産物の中でトマトの割合は3%で、産出額は15億円となっています。


お米の額が大きいね
日本の基幹的農業従事者(専業農家)の推移
では、少し大きく見て日本基幹的農業従事者(専業農家)の数はどうなっているのかを調べてみました。
農林水産省 令和6年度 食料・農業・農村の動向 より

基幹的農業従事者数は約20年間で半減
基幹的農業従事者1数は約20年間で半減しており、平成12(2000)年の240万⼈から令和6(2024)年は111万4千⼈にまで減少しています(図表2-3-2)。このうち49歳以下の基幹的農業従事者数は12万5千⼈と全体の11.2%を占めている⼀⽅、65歳以上は79万9千⼈と全体の71.7%を占めています。また、令和6(2024)年の基幹的農業従事者の平均年齢は69.2歳となっており、⾼齢化が進⾏しています。
111万人で1億2千万人を支えてるの?
そうだね。しかも65歳以上が7割だよ。
まとめ
全国的に見ると山口県のトマトは量では目立ちませんが、地域の食と農を支える大切な存在。
あなたが最近食べたトマト、どこ産でしたか?