農園

【垢田(あかだ)のトマト】とは|下関で育まれた甘みと旨みの秘密

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垢田(あかだ)のトマトって何?を生産者が解説します。

垢田(あかだ)のトマト とは?

垢田トマトの生産地である山口県下関市垢田地区は、肥沃な畑地に恵まれ古くから野菜産地として知られた下関市都市近郊の農業地域です。「垢田トマト部会(4戸)」と「垢田いきいきトマト部会(7戸)」を中心に約15戸の農家が生産しています。品種は主に大玉トマトの「マイロック」です。→サカタのタネ公式HP

垢田トマト部会

垢田いきいきトマト部会(トマジェル)

垢田(あかだ)のトマトの歴史

*先代の記憶を頼りに記載しておりますので、間違いがありましたらご教授ください。

なぜ甘い?垢田(あかだ)のトマトの特徴

垢田トマトの栽培方法は、生産者によってさまざまなこだわりがありますが基本的には、

  • 通常のトマト栽培に比べ、水を控え気味に栽培。
  • 樹の上でしっかりと完熟してから収穫。

この2点が大きいと思います。

なんで他の産地はやらないの?

これをすると収穫量が減っちゃう可能性が高くなるんだ

選び方・保存方法・旬の時期

選び方

キレイなピンクよりも濃~い赤色で、おしりにある線(スターマーク)がきれいに伸びているのがおすすめ。
決してお店で商品をグイグイ押してはいけません。

保存方法

基本的には常温保存(すぐに冷蔵庫に入れると糖度は落ちてしまいます)。気温が高くなる6月頃からは冷蔵庫保存の方がいいです。

旬の時期

4月、5月が旬です。

垢田のトマトの味と食べ方

  • 糖度が高く、皮がしっかり、果肉が詰まっています。中にはイチゴやみかん並みの糖度10度になるものもあります。一般的な大玉トマトの糖度は3~5度程度です。
  • まずは生でお召し上がりください。トマト本来の味をしっかり感じられると思います。おすすめは「カプレーゼ」です。→カプレーゼのレシピ さらに火を通しても味が濃いため、一段と甘みを感じます。油との相性が良いためチーズを使った料理がおすすめです。→「トマトのチーズ焼き」レシピ
カプレーゼ
トマトのチーズ焼き

垢田のトマトを育てる松本トマト農園のこだわり

垢田トマトの栽培方法は、生産者によってさまざまなこだわりがあります。
私自身もこれまで「自根栽培」や「水を控えた育て方」に取り組んできました。

でも、あるとき「光合成をいかに引き出すか」が美味しさの原点であると思うようになったんです。

きっかけは世界最大規模の栽培コンサルティング会社デルフィージャパンとの出会いでした。考え方や技術を学ぶ中で、「美味しさは根の種類だけでは決まらない」と、栽培を見直すようになりました。→デルフィージャパン公式

今の私は、「自根」や「接ぎ木」にあまりとらわれすぎず、まずは植物の力を最大限に引き出すことを大切にしています。

まだまだ挑戦の途中ですが、自分なりの答えを探しながら、日々畑に向き合っています。

販売時期・購入方法

販売時期

2月から7月まで。桜が咲くころに収穫量が増えてきます。

購入方法

オンラインショップはこちら

直売所やオンラインショップは収穫量が増えてくる3月頃からになります。